こんにちは、オレンジアヒルです!
紅茶ライフを始めたばかりの初心者の方には、「ストレート以外の飲み方も試してみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
新しい飲み方を試してみるのってハードルが高く感じたりしますよね。
そこで、この記事ではミルクティーの作り方(&テクニック)を簡単に説明したあと、ミルクティーに合う紅茶やミルクティーを飲むメリットを取り上げ、最後にミルクティーの他にもいくつかの紅茶の飲み方を紹介します!
すべて初心者の方でも簡単にできる内容ばかりなので安心してください◎
【簡単】ミルクティーの作り方
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1紅茶を淹れる
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茶葉にお湯を加えて紅茶を淹れます。
ここで茶葉の量は減らさずお湯を少なめにして、紅茶を濃いめに淹れておくのがオススメです!
紅茶を濃いめに淹れておくことでミルクを加えても紅茶の香りが残り、紅茶とミルクのハーモニーを楽しみやすくなります。
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2ミルクをカップに注ぐ
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紅茶を淹れる前にミルクをカップに注ぎます。
紅茶→ミルク の順で注ぐのが一般的かもしれませんが、おすすめはミルクが先。ミルクは急激に温度が上がると成分が変化して香りに影響してしまうため、ミルクを先に入れて後からゆっくりと紅茶を注ぎます。
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3紅茶をゆっくりと注ぐ
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最後に紅茶をゆっくりと注ぎます。
紅茶をゆっくり注ぐことで、ミルクの温度変化もゆっくりになるので成分の変化を防ぐことができます。
ティーバッグでミルクティーを作るときは、ミルクを先に入れると手間がかなり増えてしまうので、私は茶葉タイプ(リーフタイプ)の紅茶でミルクティーを作るときだけミルクを先に入れるようにしています◎
ミルクティーを作るときのテクニックは以下の2点です!
ポイント
- 紅茶は濃いめに淹れる
- できればミルクを先に
どちらも初心者の方でも簡単にできるテクニックですし、①紅茶を濃いめに入れる はティーバッグで飲むときもできます。
ミルクティーを作る際にはぜひ試してみてください!
ミルクティーに合う紅茶
ミルクティーに合う紅茶の特徴
ミルクティーに合う紅茶はたくさんありますが、これらの紅茶は大きく2つのタイプに分けることができます。
1つ目は「濃い紅茶」です。
アッサムやルフナ、イングリッシュブレックファストなどの紅茶が代表例なのですが、このような濃く出るタイプの紅茶はミルクティーによく合います。
コクがあってしっかりした香り・味わいなので、ミルクと合わせてもミルクの香りに負けることなく紅茶とミルクのマッチした香りを楽しむことができます!
2つ目は「甘い紅茶」です。
ストロベリーやバナナ、チョコなどの香りが付いたフレーバーティーはミルクを加えて美味しくなることが多いです。
イメージとしては、イチゴミルクやバナナミルク、コーヒー牛乳のような感じで、甘さとミルクのバランスを楽しむことができます!
ただ香りだけが甘く、味自体はそれほど甘くない紅茶だと、ミルクを加えると淡白な感じになってしまうこともあるので、味までしっかり甘い紅茶を使うのがGood◎
他にもミルクティーにおすすめの紅茶はたくさんありますが、大きく分類するとこのようなイメージです。
ミルクティーを始めてみたい初心者の方は、濃い or 甘いタイプの紅茶からスタートしてみると良いでしょう!
ミルクティーでおいしい紅茶3選
ゴールデンアッサム(トワイニング)
ティーバッグで楽しめるトワイニングの「ゴールデンアッサム」です!
とてもリーズナブルな値段ですが、濃厚でコクがあってとても美味しい紅茶に仕上がっています。濃いめに淹れて、ミルクも少し多めに入れるのがオススメです◎
コクはあるのですが、マイルドでクセの少ない紅茶なので、ストレートで飲んでみても良いでしょう。
クイーン・アン(F&M)
フォートナム&メイソン(F&M)には、ストレートでもミルクティーでも楽しめる紅茶がたくさん用意されています。
その中でも「クイーン・アン」は特にオススメで、他の紅茶に比べてもミルクティーにしたときの甘みをよく感じられます!
高級ブランドだけあって少し値段は高いですが、本格的にミルクティーにこだわってみたい方はクイーン・アンを試してみるのが良いでしょう。
ファインストロベリー(ウェッジウッド)
「ファインストロベリー」はウェッジウッドのストロベリーの香りがするフレーバーティーです。
少しあっさりした印象はありますが、ミルクを少量加えると飲みやすいいちごミルクのようなミルクティーになります!
少しデザート感のあるミルクティーを飲んでみたい方は、ファインストロベリーのミルクティーから始めてみてはいかがでしょうか?
他にもミルクティーに合う紅茶はたくさんありますが、どの茶葉を使ってみようか迷っている初心者の方はこの3つから選んでみると良いかと思います!
ミルクティーの魅力
ミルクティーの簡単な作り方、そしてミルクティーで美味しい紅茶を取り上げました。
ここで初心者の方がミルクティーに挑戦するメリット3つを紹介していきます◎
ミルクティーの魅力
- 渋みが減って飲みやすい
- いろんな食べ物に合う
- バラエティが増える
それぞれの魅力について少し詳しく説明します!
渋みが減って飲みやすい
紅茶にミルクを加えると飲みごたえがマイルドになって、渋みを感じにくくなるので非常に飲みやすくなります!
ただ、渋みだけでなく紅茶の香りも感じにくくなるので(ミルクの香りが強いため)、濃い紅茶を使うなどの工夫をするのが良いでしょう。
いろんな食べ物に合う
ミルクティーにすることで、組み合わせられる食べ物の種類が増えます。
ストレートでもクッキーやケーキなど色々な食べ物と組み合わせることができますが、ミルクティーにすることで組み合わせの幅がグッと広がります。
喉が乾きやすい食べ物(パンケーキやスコーンなど)やチーズはミルクティーと合わせるのが特にオススメです!!
バラエティが増える
紅茶は、好きな紅茶のバラエティーをいくつか持っておくことで、気分や食べ物に合わせて自分好みのティータイムを楽しむことができます。
ミルクティーもバラエティーの1つで、自分が選べる1つの紅茶としてお気に入りのミルクティーを用意しておけば、今までのティータイムがさらに充実すること間違いなしです!
ミルクにこだわってみたり茶葉にこだわってみたり、ミルクティーの魅力を掘り下げるとグングンと深くなっていくのですが、ここでは簡単に3つの魅力を取り上げました。
飲んでいく中で自分なりのこだわりポイントも見つかると思うので、紅茶初心者の方はぜひミルクティーにも挑戦してみてください◎
ここからは「ロイヤルミルクティー」と呼ばれる紅茶を紹介したあと、ミルク以外の材料を使ったアレンジ方法にも触れていきます。
【脱・初心者】ロイヤルミルクティー!
ロイヤルミルクティーとは?
ロイヤルミルクティーはミルクで抽出した紅茶のことで、実は日本生まれのミルクティーだと言われています。
ロイヤルミルクティーは茶葉と多めの牛乳を使って作りますが、これにスパイスを加えるとインドでよく飲まれる「チャイ」という飲み物に生まれ変わります!
抽出の段階でミルクを使うのでミルクがたくさん必要ですが、その分かなり濃厚なミルクティーに仕上がり、普通のミルクティーよりずっと深みがあります。
砂糖やハチミツを入れるも良し、素材の香り味わいを楽しむも良し、いろんな意味で味わいのある飲み方ではないでしょうか?
比較的新しい飲み方でアレンジもしやすいので、紅茶にも慣れてきて「ちょっとひと手間かけてみるか!」って方はチャレンジしてみてください◎
ロイヤルミルクティーの作り方
2人分(マグカップ2杯分)の分量です!
人によって作り方が違ったりするので、お好みでアレンジしてみてください。
材料(2人分)
- 茶葉10g(ティーバッグなら3〜4つ)
- ミルク300ml
- 水100ml
- 熱湯30〜50ml
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1ミルクと水を火にかける
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ミルク300mlと水100mlを、鍋に入れて火にかけます。
火は弱火〜中火くらいで急加熱しすぎないようにするのがポイントです!急加熱すると、ミルクのたんぱく質に成分変化が起こって香りを損なってしまいます。
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2茶葉を熱湯にひたす
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火にかけたミルクがフツフツとし始めたら(周辺に気泡ができ始めたくらいが目安)、用意した茶葉(ティーバッグ)を耐熱容器に入れて約1分間ほど熱湯で浸します。
一旦熱湯に入れて茶葉を開かせておくことが、紅茶の香りを引き出すためのひと手間になります!
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3火を止めて茶葉を加える
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茶葉(ティーバッグ)をお湯に浸して1分経ったら火を止めて、耐熱容器に入っている茶葉+お湯をそのまま鍋に入れます。(1分経つ前に沸騰しそうなときは、早めに火を止めてください!ミルクを沸騰させない方が紅茶の香りが引き立ちます。)
茶葉+お湯を追加したら、軽く中身をかき混ぜます。
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4蓋をして3〜4分蒸らす
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あとは鍋に蓋をして3〜4分蒸らせばできあがり◎
ティーバッグを使用している場合はそのまま取り出し、リーフタイプの茶葉を使っている場合は茶こしを使って注ぎ分けましょう!
ミルクと水の割合を変えてみたり、茶葉とティーバッグを使い分けてみたり、蒸らし時間を長くしてみるなど、アレンジできる要素はたくさんあるので興味のある方は色々と試してみてください。
やっぱり鍋を使うならティーバッグだと茶葉の成分が浸透しにくいため、私のオススメはリーフタイプの茶葉を使うことです( ´∀`)
もしティーバッグを使うなら、少し多めに(3つより4つ)使うのが良いのではないかと思います。
ミルクティー以外のひと工夫
紅茶にひと工夫を加える方法はミルクティー以外にも色々あります。
自分で紅茶をブレンドしてみるも良し、他に何かを加えてみるのも良いでしょう!
自分で紅茶をブレンドする方法は 自分で紅茶をブレンドする方法0→100【詳しく解説】 で紹介しています。
難しそうに感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単なので良かったら見てみてください◎
紅茶に加える材料にはミルクの他に、レモンやハチミツ、コーディアルなどがあります。
この記事では、最後にレモンを加えるアレンジについて簡単に紹介します。
レモンを加える
レモンを加えるレモンティーは、ミルクティーに並んで有名&人気なアレンジ方法ではないでしょうか?
香り味わいは少しスッキリ&フルーティーになり、比較的スイスイ飲めるような感じに仕上がるのが特徴です。
レモンティーを作る際は、レモンの輪切りなどをそのまま浮かべるよりは果汁だけを紅茶に垂らすのがオススメです!
紅茶の皮付近には渋み成分があり、それを紅茶に入れると渋みが少し目立ってしまうためです。
レモンを加える紅茶の種類は、インドで採れるニルギリやセイロンティーのディンブラがおすすめです。
初心者の方は試行錯誤してみる!
この記事では、一般的なミルクティーに始まり、ロイヤルミルクティーやレモンティーについて簡単に紹介しました。
自分でブレンド、ハチミツやコーディアルについても触れましたが、どの飲み方をするにしてもやっぱり試してみることが大切です。
「よくわからないな」という段階だと少し面倒に感じるかもしれませんが、やってみるとそれが1番楽しいからです!
なんとな〜く試してみて意外においしかったりすると私もけっこう感動します。笑
この記事を読んでくださった方は、どの飲み方でも大丈夫なので一度チャレンジしてみてください◎
「もっと紅茶に詳しくなりたい!」という方のために【紅茶入門!初心者コース⑥】いろんな種類を知っておこう という記事で、紅茶ファンなら知っておきたい紅茶の種類について紹介しています。
また、紅茶の始め方〜好きな紅茶を見つける方法を知りたい方は、【趣味にしたい初心者必見】紅茶の始め方がわかる完全ガイド という記事でわかりやすく解説しているので、よければご覧ください。