こんにちは、オレンジアヒルです!
紅茶を始めたばかりの初心者の方には「紅茶の種類が多すぎてよく分からない」と困っている方も多いのではないでしょうか?
種類も名前も多すぎて、紅茶の種類や名前が何を意味しているのかさっぱりわかりませんよね!
そこでこの記事では、紅茶を始めた初心者の方でも知っておきたい最低限の種類分けを解説していきます。
紅茶の種類は細かく解説していくと数え切れないほどありますが、この記事で紹介する基本的な種類分けを知っておけば、どんな紅茶でも大まかなタイプがわかるようになります!
長くなると情報量が多くて疲れてしまうので、重要な種類分けのみをわかりやすく説明していきます。
知っておきたい種類
- フレーバーティー
- クラシックティー
- ブレンドティー
- ハーブティー
これだけ知っておけば紅茶選びのときにとっても役立つこと間違いなし!!
初心者の方は、ひとまずこれだけ覚えておきましょう◎
それぞれの種類について解説していきます。
フレーバーティー
フレーバーティーとは
フレーバーティーとは、紅茶にフルーツや香料を使って茶葉だけでは表現できない香り(フレーバー)を付けた紅茶のことです。
例えばアップルティーやピーチティーなどが一般的ですが、他にも花の香りを付けたものやお菓子の香りを付けたものもあり、フレーバーティーという言葉を使っていてもバラエティーは様々です。
勘違いされることが多いのですがジャスミンティーやアールグレイもフレーバーティーの1種で、ジャスミンティーは(緑茶に)ジャスミンの香りを付けたもの、アールグレイは紅茶にベルガモットと呼ばれる柑橘類の香りを付けたものを表します。
ジャスミンティーの例からもわかるように、フレーバーティーは紅茶だけでなく緑茶やウーロン茶もあるので、世界には実にいろんなタイプのフレーバーティーが存在します。
紅茶以外のフレーバーティーだと、柑橘系(レモンやグレープフルーツ)の香りが付いた緑茶がとても飲みやすいのでオススメです!
特に、夏場はアイスティーにするとスッキリ飲みやすくて美味しいです◎
ちなみに特殊なフレーバーの付いていない紅茶のことを「ノンフレーバーティー」と呼んだりするので、覚えておくと便利でしょう。(単に「紅茶」と呼ぶ方もいます)
お試しフレーバーティー2つ
ロゼ ロワイヤル(ルピシア)
「ロゼ ロワイヤル」は、スパークリングワインとイチゴの香りがするフレーバーティーです。パッとイメージできないかも知れませんが、実際に飲んでみると甘くて柔らかい香りが広がります。とても飲みやすく華やかな紅茶なので、一度試してみる価値ありです!
白桃烏龍茶(ルピシア)
せっかくなので、もう1つはウーロン茶のフレーバーティーを紹介します。
「白桃烏龍」は名前の通り、白桃の香りを付けたウーロン茶でウーロン茶の華っぽさと白桃の甘みが絶妙にマッチしています!ホットティーでもアイスティーでも美味しいので、家にあるとグッとバラエティーが広がるお茶でもあります◎(リーフタイプ)
ルピシアは特にたくさんの種類のお茶を置いている紅茶専門店なので、「どんな紅茶があるのかな?」と考えている方にはぴったりです!
紅茶だけでなく緑茶やウーロン茶など、様々なバリエーションのお茶が用意されていますよ。
クラシックティー
クラシックティーとは
クラシックティーとは産地名で販売されている紅茶で、例えば「ダージリン」や「アッサム」といった名前で販売されている紅茶のことです。
ダージリンもアッサムもインドにある紅茶の産地で、インドだと他にはニルギリという産地が有名です。
クラシックティーは基本的にノンフレーバーで、紅茶自体の香りをしっかりと楽しめるようになっており、紅茶ツウの方ならお気に入りの産地を決めていることも。
紅茶は産地や生育条件(季節や気候)によって香りや味わいが変わるので、自分好みの産地を探してみるのも一興です!
日本では、ダージリンやアッサムが有名かつ人気ですが、スリランカや中国にもおいしい紅茶をつくる産地があるので、色々と試してみるのが良いでしょう。
飲み慣れていないと違いがわかりにくいかも知れませんが、2つ並べて飲み比べなんかをしてみると違いがはっきりわかります◎
お試しクラシックティー2つ
ダージリン ザ・セカンドフラッシュ(ルピシア)
「ダージリン」は日本人にとても愛されているクラシックティーで、少し渋みが強いものの香り高くフルーティーな香りが特徴の紅茶です。
カフェや喫茶店でもよく見かけることがあるのではないでしょうか?
ダージリンは収穫する季節によって香りが変化するのですが、セカンドフラッシュというのは夏に収穫されたものを意味していて、ダージリン特有のフルーティーさが特に際立っているのが魅力です◎
ゴールデンアッサム(トワイニング)
「アッサム」はダージリンと同じようにインドで生産される紅茶ですが、コクと甘みのある深い味わいが特徴です。
コクと甘みがあるため非常にミルクと相性が良く、ミルクティーやチャイに向いている紅茶として定評があります。アッサムは生産量がとても多く世界の紅茶の25%を占めており、値段がリーズナブルなのもGood!
トワイニングのゴールデンアッサムもお手頃価格なティーバッグなので、アッサムを試してみるには最適です。
ブレンドティー
ブレンドティーとは
ブレンドティーとはいくつかの種類の紅茶をブレンドした紅茶のことで、世に出回っている紅茶はほとんどがブレンドティーです。
例えばクラシックティーを例にとってみても、同じ産地の中で別々の茶園(お茶の農園)から採ってきた紅茶をブレンドしていたり、違うタイミングで収穫した紅茶をブレンドすることもあります。
ブレンドされていない紅茶は「ピュアティー」と呼ばれますが、このあたりの線引きは紅茶ブランドによって違うことがあり曖昧なので、紅茶のほとんどはブレンドされているんだなくらいに覚えておくと良いでしょう!
紅茶はブレンドすることで角が取れて飲みやすくなりますが、品質が悪くなるといったデメリットがあるわけではないのでご安心ください◎
お試しブレンドティー2つ
クイーン・アン(フォートナム&メイソン)
「クイーン・アン」は高級ブランド フォートナム&メイソンのブレンドティーです。
インドのアッサムとセイロンティーがブレンドされていて、コクがありながら飲みやすくストレートでもミルクティーでも美味しい紅茶!
アナスタシア(クスミティー)
「アナスタシア」はクスミティーというフランスの紅茶ブランドが出しているアールグレイ系のフレーバーティーです。
ベースは紅茶ですが、白茶もブレンドされていて、柑橘系のフレーバーティーなのにまろやかでとても美味しいです。アイスティーでも美味しいとてもハイクオリティーな紅茶です。
ハーブティー
「茶」を原料とするお茶(紅茶や緑茶)にはカフェインが含まれていて、妊婦さんやカフェインを避けたい方にとっては好ましくない飲み物と言えます。
ハーブティーはハーブ(レモングラスやローズなど)をベースに使った飲み物ことで、最近ではノンカフェインの飲み物として注目を集めています!
ハーブにもたくさんの種類があって、レモングラスならレモンの香り、エルダーフラワーなら花の甘い香りなど、いろいろな香り・味わいのハーブティーを楽しむことができます。
ただ、ノンカフェインであってもハーブにはハーブの成分が含まれているため、健康などに注意を払っている方はハーブの成分についても調べておくことが大切です。
一般的にはお茶を使わずハーブだけを使ったものをハーブティーと呼ぶことが多いです。
しかし、紅茶とハーブをブレンドしたお茶をハーブティーと呼んでいるお店もあるので、カフェインが気になる方は店頭でハーブティーにお茶が含まれているかどうかを確認してみると良いでしょう◎
オンラインでは、成分表記などで「カフェイン」「ノンカフェイン」のどちらが表記されていることが多いかと思います。
ハーブティーは健康に気を使っている方でなくても、「寝る前に何かを飲みたいな」という方にも適した飲み物なので、効能やどんな種類があるかを調べてみるのも楽しいかも知れません!
これで最低限知っておきたい紅茶の種類分けはおしまいです!
前にもお伝えしましたが紅茶の種類は数え切れないほど多いので、細かい種類分けはいろんな紅茶を飲みながら「これ美味しいな!なんだろう?」みたいな感じで覚えていけば大丈夫です◎
この記事では紅茶の種類分けについて紹介しましたが、紅茶が売られている形態(リーフタイプ・ティーバッグタイプ)について知りたい方は 【紅茶入門!初心者コース①】まずはティーバッグで始めよう をご覧ください。
次の記事 【紅茶入門!初心者コース⑦】紅茶の選び方のコツ では、たくさんある紅茶の中からできる限り自分好みの紅茶を選ぶコツを紹介しています!
これから「自分で紅茶を探してみたい!」と考えている方向けの記事になっているので、よければ進んでみてください。
また、紅茶を始めてから紅茶を趣味にするまでの流れは 【趣味にしたい初心者必見】紅茶の始め方がわかる完全ガイド でやさしく解説しています( ´∀`)