これから紅茶を始めようと思っていても、種類が多すぎてどんな紅茶を選べば良いのか迷ってしまいませんか?
この記事では、初心者の方におすすめできるノンフレーバーの紅茶を産地別に4つ紹介し、その紅茶がおすすめな理由を解説していきます。それぞれの解説のあと、オンラインで購入できるイチオシの商品も紹介しています。
(※初心者の方におすすめの紅茶は人によって意見がよく分かれます。この記事で紹介する紅茶は私個人のおすすめなので、必要に応じて他の方の意見も参考にしてみてください。)
おすすめの紅茶「ニルギリ」
ニルギリの特徴
初心者の方に最もおすすめの紅茶はニルギリです。ニルギリはインド南部で生産される紅茶で、少し柑橘類を思わせるようなみずみずしい香りが特徴です。みずみずしい香りなうえ、渋みが少なくて飲みやすいのが初心者の方におすすめできる一番の理由です。
ニルギリはレモンティーやアイスティーにしても相性が良く、色々な飲み方で楽しめる万能な紅茶です。好みに合わせてレモンを加えたり、暑い時期にはアイスティーにするのがおすすめですし、紅茶の渋みや苦味が得意でない方はハチミツを入れてみても良いでしょう。
ダージリンやアッサムなどインドで生産される他の紅茶に比べると、ニルギリはそこまで有名な紅茶ではありませんが、年に3回も収穫されることも合わさってリーズナブルな価格で手に入れることができます。
おすすめのニルギリ
ニルギリ(ロイヤルコペンハーゲン)
おすすめの紅茶「キャンディ」
キャンディの特徴
キャンディはスリランカで生産される紅茶で、いわゆる「セイロンティー」の一種です。キャンディという紅茶自体はそれほど知名度は高くありませんが、ブレンドティーやフレーバーティーのベースとしてよく使われており、紅茶らしさを感じられる深い香りと味わいです。
渋みが少ないため飲みやすく、甘みのあるマイルドな味わいのなので、色々な種類があるセイロンティーの中でも特に初心者の方におすすめです。ミルクや砂糖、ハチミツなどを加えても美味しいので、自分にあった飲み方を探すのにもぴったりです。
キャンディを飲んだあとは、ウバやヌワラエリヤなど他のセイロンティーを試してみるのも良いでしょう。
おすすめのキャンディ
キャンディー シルバーティップス(ウィットセンド)
おすすめの紅茶「ダージリン(セカンドフラッシュ)」
ダージリンの特徴
ダージリンは世界的に人気で、日本でもカフェや喫茶店でよく見かける紅茶です。少し渋みが強い紅茶ですが、ダージリンには他の紅茶では味わえない香り高さがあり、「紅茶のシャンパン」と呼ばれるほどのフルーティーさも相まって多くの紅茶ファンを虜にしています。
また季節によって味が大きく変化するのもダージリンの特徴で、春・夏・秋と年に3回も旬があり、春摘みのダージリンを「ファーストフラッシュ」、夏摘みのダージリンを「セカンドフラッシュ」、秋摘みのダージリンを「オータムナル」と呼びます。
それぞれのダージリンに特徴がありますが、初心者の方におすすめのダージリンは「セカンドフラッシュ」と呼ばれる夏摘みのダージリンです。ダージリンの特徴である香り高さやフルーティーさが際立っており、飲んでみると一気に紅茶のことが好きになるかもしれません。ダージリンは渋みが強く飲みやすい紅茶ではないかもしれませんが、一度飲んでみる価値ありです!
おすすめのダージリン
ピュアダージリン(ウェッジウッド)
おすすめの紅茶「アッサム」
アッサムの特徴
ミルクティーを楽しみたい方にはアッサムがおすすめです。ミルクティーにあっさりした紅茶を使うと紅茶の香りがわかりにくくなってしまいますが、アッサムは力強くコクのある味わいが特徴なので、ミルクティーにしても紅茶とミルクのハーモニーを楽しむことができます。
少し苦く感じるかもしれませんが、もちろんストレートでも楽しむことができます。先ほど紹介したニルギリなどの紅茶とは全く違う味わいなので、複数の紅茶を用意するなら2種類目に選んでも良いでしょう。ミルクティーとストレートで楽しめるので、楽しめる紅茶のバラエティが一気に広がります。
生産量が非常に多いため値段もリーズナブルでおすすめです。
おすすめのアッサム
ゴールデンアッサム(トワイニング)
最後に
この記事では、楽しい紅茶ライフの幕開けにぴったりの紅茶を紹介しました。今回はノンフレーバーの紅茶だけを紹介しましたが、フレーバーティーにもおいしい紅茶はたくさんあります。
ノンフレーバー・フレーバー問わずたくさんの紅茶と出会い、自分にとって最高の紅茶を探してみてください。