こんにちは、オレンジアヒルです!
花火や夏祭りが恋しい季節になってきましたね。
今回は爽やかな香りのヌワラエリアをベースに使って【夏場に飲みたいすっきりアイスティー】を作ってみました!
ヌワラエリアは少し渋みが強い紅茶でもありますが、爽やか&グリニッシュな香りが特徴の魅力溢れるセイロンティーです。
あまり聞いたことがない方もいるかと思いますが、繊細な味わいでロマンが詰まった紅茶なので一度試してほしい紅茶でもあります◎
当ブログ『お茶ぶろぐ』では、著者であるオレンジアヒルが自分でブレンドした紅茶を紹介しています。
紅茶ブレンドの研究結果のような感じで読んでもらえると嬉しいです笑
使った材料やブレンドした手順をわかりやすく解説していきます。
自分で飲んでみた感想&改善点にも触れるので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください!
自分でブレンドすることで紅茶を飲む楽しみが2倍以上に広がります。
特に今回紹介するような水出しアイスティーを作る場合、寝る前に作れば「起きたらできあがってる」、出かける前に作れば「帰ったらできあがってる」といった感じでワクワク度がアップするので非常にオススメです!
今回ブレンドする紅茶の目標
今回の目標は【夏に飲みたいすっきりアイスティー】をブレンドすること!
すっきり飲める紅茶は春摘み・夏摘みのダージリンなどが有名で、ハーブを使うならレモングラスやレモンバームを使ってもすっきりしたブレンドティーを作ることはできます。
ただダージリンにもハーブにもそれぞれの特徴があり、フルーティーであったりハーブ特有のクセがあったりします。
そこで今回は、ヌワラエリアを使うことで「紅茶ならではの爽やかさを活かした」すっきりアイスティーにチャレンジしてみました!
自分で飲んだ感想は 80点くらい。
ヌワラエリアの爽やかな香りを活かしつつ、渋みを程よく抑えることができました。
ただ「もう少しヌワラエリアを引き立てられたかな?」とも感じました。
ポイントになるのはヌワラエリアの渋みをどう抑えるかです!
ヌワラエリアやダージリンなどの標高の高い地方で採れる紅茶は、魅力的な香りだけでなく渋い強みも持つのが特徴です。
ヌワラエリアの香りを引き出しつつ渋みを緩和できるかどうかが、今回のブレンドの一番大切なポイントと言えるでしょう!
水出しアイスティーにすればある程度の渋みは和らげることができます。
それでもヌワラエリアは少し渋みが目立ってしまうので、白茶をブレンドすることで渋みを抑えて飲みやすいブレンド紅茶にしました。
このレシピのポイント
・ヌワラエリアですっきり夏風に
・白茶で渋みを和らげる
・配合のバランスが大切
それでは、今回作った紅茶のレシピを解説していきます。
紅茶のブレンドに使った材料
今回は、アッサム紅茶と白茶の2種類を材料にブレンドします。
ヌワラエリア
繊細な香りを持つセイロンティー。
渋みは強いですが、すっきりした爽やかな香りは世界のお茶たちと比べてもトップクラス!
急冷式アイスティーにすると渋みが強くなるので、水出しアイスティーにするのがベストでしょう◎
白茶
紅茶にブレンドするとまろやかになるお茶。
白茶も紅茶や緑茶のようにお茶の種類の1つで、そのまま飲むとすっきりしていて食事にも合います!(ジャスミンティーみたいな感じ)
クセは少ないのですが、ブレンドすると特徴が出やすいので配合のバランスに注意する必要があります。
Amazonで購入できる材料は記事の最後にリンクを貼っておきます。
紅茶をブレンドした手順
step
1ブレンドを始める準備
今回使うヌワラエリアと白茶を用意。ブレンドした紅茶を入れる容器(缶 or 瓶)とはかりを準備しておきます。ティースプーンはあればベストですが他のものでもOK!
今回は割合がわかりやすいように、全部で 10g の茶葉をブレンドします。水出しアイスティーにすると約1リットル分の茶葉になります。
step
2ベースのヌワラエリアを量る
ヌワラエリア 8g を量ります。
副材料として使う白茶はそのまま飲んでもそれほど強いキャラクターには感じませんが、紅茶とのブレンドでは特徴がよく出ます。
ヌワラエリアの割合を少なくすると白茶の特徴が目立ってしまって、ヌワラエリアの魅力である繊細な香りを感じづらくなってしまうので、十分な量のヌワラエリアを入れておきます◎
渋みとの兼ね合いが難しいですが、好みによってもう少し多めに入れても良いくらいかもしれません。
step
3白茶で渋みを抑える
白茶 2g を量って加えます。
単体ではすっきりしたイメージの白茶も、紅茶とブレンドすることで渋みを抑えて飲みやすくしてくれます!
ただ白茶自体の香りも出てしまうので入れすぎには注意!私は白茶を 2g 使いましたが、それでもギリギリのラインだったので、1〜2g でお好みの量といったところでしょうか。白茶もとても良い香りですが、ヌワラエリアの香りを引き出すなら少なめが良いでしょう◎
step
4茶葉を均等に混ぜて完成
あとは茶葉を混ぜるだけ!
できたら作った茶葉をピッチャーに入れ、水を加えて冷蔵庫で6〜10時間ほど冷やしておけばブレンド紅茶の完成です◎ 水の量はお好みですが、目安は 10g あたり 1L くらいです。
白茶は茶葉が大きいので少し混ぜにくいです。
ゆっくりと丁寧に混ぜましょう。
ブレンドした紅茶のレビュー
ヌワラエリアの爽やかさを活かしながら、白茶でうまい具合に渋みを抑えることができました。
ヌワラエリアは渋みがかなり強い紅茶なので、渋みをゼロにすることはできませんでしたが【水出し+白茶】のコンボでなんとか飲みやすい紅茶に仕上がりました。
香りは、ヌワラエリアの爽やかさと白茶のほんのりフラワリーな香りがうまくマッチしていて、心地よいバランスを保っていたのでなかなか満足のいくブレンドになりました!
ただ、やっぱり白茶をブレンドするとかなり目立ってしまうので、もう少し工夫することで今回以上にヌワラエリアの香りを引き出すことができたんじゃないかな?という気もします。
100点満点の出来とまではいきませんが、暑い時期にはちょくちょく作ってみようと思える紅茶をブレンドできて満足です◎
白茶はあまり聞き馴染まないお茶かもしれませんが、そのまま飲むでもブレンドでも役立つ使い勝手の良いお茶なので非常にオススメです!
ぜひこの機会に一度試してみてください。
それではまた( ´ ▽ ` )ノ
使った材料(リンク)
白茶 白毫銀針散葉(燕侯堂)
今回使ったヌワラエリアのURLがなかったので、代わりに最適なものが見つかったら紹介します!
次のブレンド記事 自分で紅茶をブレンド⑨【フルーティーなアイスティー】
最初のブレンド記事 自分で紅茶をブレンドしてみた①【アイスティー向きレシピ】