こんにちは、オレンジアヒルです!
アイスティーのブレンドレシピもこれで9本目になりました。
これまでに8つのレシピを紹介しましたが、自分で満足できたブレンドは3つくらいですかね?想い通りの香り・味を再現するのってけっこう難しいです!笑
でも、「思ったのと違うけど案外いけるなコレ!」ってこともよくあります。
今回はダージリンとレモングラスを使って【フルーティーなアイスティー】を作ってみました。
フレーバーティーだとフルーティーな香りのものはたくさんあるのですが、紅茶とハーブだけで絶妙なフルーティーさの紅茶ってあんまり見つからない気がします。(あったら教えてください)
ということで、今回はダージリンのフルーティーな香りを活かすべくブレンドに挑戦いたしました!!
当ブログ『お茶ぶろぐ』では、著者であるオレンジアヒルが自分でブレンドした紅茶を紹介しています。
紅茶ブレンドの研究結果のような感じで読んでもらえると嬉しいです笑
使った材料やブレンドした手順をわかりやすく解説していきます。
自分で飲んでみた感想&改善点にも触れるので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください!
紅茶はブレンドしてみたり自分でひと工夫を加えることで、楽しみの幅がすっっごく広がるのでお気楽にチャレンジしてみるのがオススメです( ´∀`)
特に水出しアイスティーは寝る前なんかに仕込んでおくと、朝起きたときに「どんなお茶にできあがったかな?」というワクワクが待っています。
私は朝がとびっきり苦手なのですが、アイスティーを仕込んだ日だけは少し前向きな気持ちで起きることができます!!
今回ブレンドする紅茶の目標
今回の目標は【フルーティーなアイスティー】をブレンドすること!
「フルーティーなアイスティー」と言っても今回目指すのはフレーバーティー(例えばアップルティーとか)のようなフルーティーさではなく、茶葉が持っているフルーティーさを活かしたブレンド紅茶です。
フレーバーティーでなくてもハーブを多めに使えばかなりフルーティーな紅茶にはなるのですが、ハーブを多く使うとどうしても紅茶ならではの香りが死んでしまいます。
今回のブレンドではハーブを少量に抑えて、ダージリンのフルーティーさを引き出してみることに挑戦しました!
自分で飲んだ感想は 75点くらい。
フルーティーで甘みもあって、美味しくて飲みやすい紅茶にブレンドすることができました!
完璧ではないですが「また作りたいな」と思えるブレンドです。
ただ、ダージリンのフルーティーさを活かしきれなかった印象もあります。
ダージリンは紅茶の中ではかなりフルーティーで人気&有名です。
他にもニルギリやディンブラも少しフルーティーな印象ですが、ダージリンに匹敵するような紅茶はない気がします。(夏摘みのものは特にフルーティー)
今回のブレンドでは少しだけレモングラスというハーブを使ったのですが、少ししか使っていなくてもダージリンより香りが目立ってしまって、「レモングラスのフルーティーさ」がメインになってしまったイメージです。
やっぱりハーブは量の調整が難しいですね(´-ω-`)
レモングラスでダージリンの香りを引き立てたかったのですが、役割が逆になってしまったのが少し残念なポイントで、ダージリンのフルーティーさをもっと活かすことができれば 90点以上付けたぞ!って感じです。
目標の紅茶らしいフルーティーさは実現できませんでしたが、ブレンドした紅茶自体はおいしかったのでレシピはおすすめです◎
このレシピのポイント
・ダージリンで紅茶らしくフルーティーに
・キャンディでバランスを調整
・ハーブの量が運命を左右する
それでは、今回作った紅茶のレシピを解説していきます。
紅茶のブレンドに使った材料
今回のブレンドには、紅茶2種類(ダージリン、キャンディ)とハーブ1種類(レモングラス)を使います。
ブレンドに使った紅茶
ダージリン
とっても人気のあるインド紅茶です!
フルーティーでスッキリした香り高さが特徴で、少し強めの渋みがあります。
収穫する季節によって特徴が変わりますが、今回のブレンドでは最もフルーティーな香りになる夏摘みのダージリンがおすすめです!
夏摘みのダージリンは「セカンドフラッシュ」とも呼ばれます。
キャンディ
セイロンティーの1つです。
セイロンティーには有名な5つの種類があるのですが、そのうち最も香りが弱く特徴が少ないのがキャンディです。
そのまま飲むには香りが弱すぎますが、他の紅茶やハーブと組み合わせやすいのでブレンドには使いやすいです◎
今回はダージリンやレモングラスといった香りの強い素材を使うので、キャンディを合わせることでバランスを整えています。
ブレンドに使ったハーブ
レモングラス
レモンのような酸味がかったフルーティーな香りと、爽やかな香りが特徴のハーブです。
ハーブだけあってクセがあるので入れすぎには注意ですが、夏っぽさを演出するには最適です!少し使うだけでインパクトがあります。
Amazonで購入できる材料は記事の最後にリンクを貼っておきます。
紅茶をブレンドした手順
step
1ブレンドを始める準備
今回使うダージリン・キャンディ・レモングラスを用意。ブレンドした紅茶を入れる容器(缶 or 瓶)とはかりを準備しておきます。ティースプーンはあればベストですが他のものでもOK!
今回は割合がわかりやすいように、全部で 約10g の茶葉をブレンドします。水出しアイスティーにすると約1リットル分の茶葉になります。
step
2ベースのダージリンを量る
ダージリン 7〜7.5g を量ります。
今回の目標「紅茶らしいフルーティーさ」を実現できるかは、このダージリンにかかっています!(笑) 香りが繊細なので十分な量を入れておきます。
普段はトワイニングのダージリンを使うことが多いのですが、今回はロンネフェルトのダージリン「スーパーファイン」を使っています!少し値段は高くなりますが、トワイニングより渋み少なめ&香りに深みがあります。
step
3まとめ役にキャンディを加える
キャンディ紅茶 2g を量って加えます。
ダージリンとレモングラスがどちらもインパクトの強い素材なので、キャンディをブレンドすることでバランスを整えます。
キャンディ紅茶はあまり出回っているイメージはないので、見つからない方は渋みが少ないセイロンティーを使うのがおすすめです◎(すでにブレンドされてるものでOK)
step
4レモングラスで香りを補強
レモングラスを 0.5g 加えます。
柑橘風な香りをブレンドして夏っぽさを出していきます。スッキリした香りなので飲みやすさもアップ!
ダージリンの香りを引き立ててほしかったのですが、結果的にレモングラスが目立ってしまったので 0.5g は少し多かった印象です。
量らずに指先でひとつまみ程度がちょうど良いかも知れません。
step
5茶葉を均等に混ぜて完成
あとは茶葉を混ぜるだけ!
できたら作った茶葉をピッチャーに入れ、水を加えて冷蔵庫で6〜10時間ほど冷やしておけばブレンド紅茶の完成です◎ 水の量はお好みですが、目安は 10g あたり 1L くらいです。
ブレンドした紅茶のレビュー
目標だった「紅茶らしいフルーティーさ」という点では想い通りにはなりませんでしたが、できあがった紅茶のクオリティーにはかなり満足できました!
レモングラスの柑橘系の香りで飲みやすくダージリンの甘みが引き立っていたので、飲みやすさも美味しさも十分な紅茶にブレンドできたと思います。
気になるのはやっぱりレモングラスが強すぎたこと。
ダージリンの甘みやコクはとても引き出すことができたのですが、フルーティーさでどうしてもレモングラスに負けてしまいました。
レモングラスを入れて飲みやすくなっているのは高評価なのですが、ダージリンの香りを活かし切れなかったなという気持ちもあります(´-ω-`)
次はもう少しレモングラスを減らして試してみようと思います。
使った材料(リンク)
ダージリン スーパーファイン(ロンネフェルト)
レモングラス
今回使ったキャンディのURLがなかったので、代わりに最適なものが見つかったら紹介します!
次のブレンド記事 自分で紅茶をブレンド(10)【香りバツグン!アイスティー】
最初のブレンド記事 自分で紅茶をブレンドしてみた①【アイスティー向きレシピ】